mizuki-yuuki-nikkiのブログ

こどもの観察日記です。子育ての役立ちそうな情報見つけたときに書いたり、日々の生活で何かがあったときのこどもの反応などの観察を記録するのがメインです。

2022/01/29

「ミズキさーん!…
 ミズキさーん!…
 ミズキさーん!…
 ミズキさーん!…
 ミズキさーん!…
 ミズキさーん!…」
「…なぁーに?」
やっとお返事きた。


「お返事ありがとう、おトイレはやく出てきて」
「んー」


最近おトイレにこもってゲームをすると、ちっともお返事しない&おトイレから出てきません。
「学校だよー」
「ぇえー行きたくない〜」
「行きたくないね、気持ちはわかるよ。」
「やだぁー🙃(コロリン)」
「また寝転がる…今日学校おわったら動物さん見に行く?」
「え〜動物さんキライ😒」
「モルモットとかウサギさん触りにいこうよ〜」
「やだぁー」
「じゃ、街のお散歩する?それとも科学館いく?」
「科学館もつまんない😗」
「じゃお家で過ごすの?」
「それがいい〜」
「そうか、それじゃ早くいってらっしゃい」
「はぁい😩行ってきまーす」


やれやれ…やっぱり遅刻だなぁ。
今日は土曜日ですが学校の登校日で午前中3時間目まで授業があります。


ー学校から帰宅ー
学校からミズキが帰宅すると担任の先生から連絡がありました。


担任の先生「もしもしいつもお世話になってます[小学校の担任]です。」
私「いつもありがとうございます。今朝は送り出しが遅くなりすみません」
担「いえ無事に到着してよかったです。ところで今日は居残りのほうをさせずに帰宅させてしまったので何もできず申し訳ありませんでした」
私「そうでしたか、ご配慮頂いてるだけでも助かっています。ありがとうございます。」
担「それとミズキくんのことですが、先日ご連絡したようにやはり相手のお子さんをじっと見たりしているようですし、それとは別でそのお子さんを以前にバスに乗らないよう手でバツを作ったりして『乗るな』と命令したりしていたようで…」
私「えっ!?ミズキがそんな困ったことをしていたんでしょうか…?」
担「ええ、そのようです。他にもバスで帰宅する子に、もうひとり確認したのですがミズキくんも含めて皆3人とも命令したこともじっと見ていることも同じように言っていたので事実だと思います。」
私「直接見たりしたわけでもないので状況がわかりませんが、一緒のバスで帰宅しないよう妨害していたということでしょうか?」
担「そうなりますね。こちらで指導は副校長と共にしておりますが、お家のほうでもご指導お願いします」
私「それは問題ですものね。ただ…ミズキは難しい子ですから、一応指導してみますが今後どのくらい変化するか…」
担「お母さんのご心配は解りますが、悪いことをしたときにはイケないとリンとした表情と態度で注意をしなくてはいけませんよ。でないと今後が大変なことになりますよ。」
私「そうですよね…ミズキにも一度、話を聞いてみます。ご連絡ありがとうございました。」
担「よろしくおねがいします、では失礼します」



ーミズキに事情を聞いてみるー
私「ミズキさーんお話したいことがあるんだけど」
ミ「なぁに?」
私「バスで帰宅するお友達のことなんだけど、以前に手でバツしてその子に乗らないように命令したって先生に聞いたんだけどホントなの?」
ミ「……😒あぁーそのことね」
私「大事なことなんだけど…ねぇ何があってそういう事しようと思っちゃったのかな?ママに教えて?」
ミ「😑イヤじゃもーん[コロリン]」


床に寝そべってしまいコロコロしながら顔を背けて逃げるのでようやく捕まえて抱き寄せてもう一度きく


私「ママに何かできることある?ママが送りお迎えをしなくなってからの出来事だよね?」
ミ「🥺(お目々に涙が少し滲みウルっとする)」
私「もしかしてパパやママの送りお迎えがある相手の子に『いいなー』って思ったからこういう事ヤッちゃった?」
ミ「😢ん…」
私「そっかー!ミズキくんは羨ましいと思っちゃったんだね」
ミ「思ってないもー!!イヤだもー!!嫌いだもー!!」
私「そうか…嫉妬しちゃったのね。ミズキ、それは大事な気持ちだよ。」
ミ「ママ嫌い!わかんないことばっかり言うもー!!」
私「そうだねぇ、嫉妬ってとてもイヤな気持ちでスゴく強い気持ち。」
ミ「ちがうもー!!キライなの!!」
私「そうだね、ミズキが欲しくてたまらないものを相手がもってるとイライラするね、キライと思っちゃうね」
ミ「🥺?」
私「そういうのを嫉妬って言うよ、羨ましいと思う気持ちだね。」
ミ「😢グスン…うわ~ん😭」
私「今思い返して見ると、1年生のころにバスで相手の子とママ(私)が話してると『ミズくんのママだから話さないでよ』ってよく言ってたもんね?」
ミ「😢ママのバーカ!」
私「それが原因だったのね…ごめんね、気づかなくて今までツラかったね。」
ミ「😭うぁあ"〜ん!バカァ〜」
私「ママにはミズキくんが一番大事なんだよ。それは何があっても変わらないからね?わかった?」
なるほど、原因はコレでわかった。


しばらくするとスッキリした様子で、よくくっついてくるようになりました。心と身体のキョリはリンクするとよくいわれますが、ミズキにとって少しママに心を許せるようになったのかもしれません。


ーここで弟(ミズキにとって叔父)から連絡がきましたー
今日仕事終わってから来るという内容でした。


なので、ミズキに確認。
「ミズキさん、弟がくるっていうんだけどいい?」
「わーい!いいよ早く来てって言って!」
「学校でのこと伝えてもいいかな?」
「えーやだ!😠」
「ミズキくん、大事なことだよ?弟のことも大好きでしょ?もしママが病気になったらミズキくん預かってもらわないとイケないからね?ちゃんと伝えておこう?大事な人には共有しなきゃ。後々になって弟がミズキくんを預かるときにこういうことを知らないと困っちゃうからだよ?わかるかな…」
「ふーん、だったらいいよ😒」
「ミズキくんありがとうね!じゃ、あとで伝えるね。怒られちゃうかもしれないけど大事なことだからね。」
「は〜い😩」
話がおわりマンガをみるミズキ。


ー弟到着ー
弟「きたよー」
ミ「わぁ~い兄ちゃん!今日お風呂いこー!」
弟「いいよ、あとでね」
ミ「うん!…あのね〜兄ちゃんマイクラの☒☒がね!スゴくてねぇ…」
いつものように楽しそうにお話するミズキくん。

たのしくご飯を食べてから銭湯に行く準備中に私は話を切り出した。
私「ちょっと聞いてほしい話があってさー。今話していい?」
弟「いいよーどうした?」
私「実は学校の先生から連絡があってさ〜。ミズキくんがね、1年生の頃からお友達のことを実はイジメてたみたいなんだよねー」
弟「えぇーミズキくん、そんな悪いやつになっちゃったのーはははっ(笑)ビックリだ(笑)」
私「先生にもさんざん怒られたみたいなんだけどね、バスに乗るなって妨害をしちゃってたみたいなのよ。そもそもの原因と思われるのは、私が登下校に付き添いしてた頃に私と相手の子が話して楽しそうにしてるのがミズキにとってシャクにさわってたみたいなのね。それともう一つあって、1年の半ばからうちは付き添いをなくしたけどその後も相手の子はパパかママが付き添うことが続いてて羨ましいなーって思っちゃったみたいでさー。それで相手の子に嫉妬が向いちゃったみたい。」
弟「うわぁー!それ完全にミズキくん悪いやつやん(笑)もうこうなったら何を言われても謝るしかないね」
私「そうなんだよ〜(笑)ジェラシー全開だったからね、もうこうべをたれてつくばうしかないよね。」
弟「ちょーっと待っててね。コレ終ったらミズキくんに話するわ」
話を黙って聞いていたミズキはスーッと移動しておトイレに行って鍵をかけた。


私「ん、わかった。悪いねぇ、なかなかママだけだと甘えちゃって『効果がイマイチのようだ』ってピコーンて文字が現れそうな状態が続いてて、ミズキも『学校に行きたくない!ぴえん』がずっと続いてるから手をやいてるんだよね。」
弟「そりゃー行きたくないってなるのは、悪いことしたんなら当然の反応だよ。でもミズキが悪いことしたんだから[しゃーない(仕方ない)]わな(笑)」
私「そうだよねぇー(笑)ちなみにその相手の子に挨拶しても無視されるようになっちゃってる現状でさー」
弟「そりゃ当然だわー(笑)完全にミズキくんが悪いもんね(笑)」
私「この間はミズキがじぃーっとうちの子を見てくるからやめさせてください!って相手の親御さんから半分ブチギレたメッセージも送られてきてね…『うちの子に近づくな!声もかけるな!』って前にトラブルがあったときにも言われてるのよ😅」
弟「そうかぁーそりゃあ『もうおっしゃる通りでございます!そのとーりにしますっ!ははぁ〜』って土下座するしかないね(笑)」
私「だねぇー(笑)うちのバカ息子がすいませんでしたぁーっていうしかないもん。これ以上、以前のことでトラブルが発掘されないといいんだけどねぇ。」
弟「こういうのって後から色々出てくるっていうからね。何言われても謝るしかないけどね。」
私「なんでここまでやるようになっちゃったかねぇー」
弟「嫉妬でしょ?」
私「嫉妬なのはわかるけど、ここまで色々やっちゃうものなの?ママ(私)はそこまで嫉妬したことないから理解できないんだけど。たとえ『いいなー』って思ったとしても普通に幸せそうにしてる子にはお祝いしてあげられるんだけどな…男の子ってそういうもんなの?」
弟「男の子っていうより人に寄るんじゃない?」
私「そういうもんかね〜(笑)うちのお父様タイプ?思ったように行かないと、よくちゃぶ台返しで怒り狂ってたよね子供の頃」
弟「そうだねぇ…。ドイツ語でこの感情を表すのになんか名前があったんだよね。…なんていったかなぁー思い出せないや(笑)」
私「英語とか他の国にも感情表すのに、色々な表現があるもんねぇー」
弟「じゃミズキくん呼び出すとするか…」
私「そうね、悪いねぇ〜」


ーー
弟「ミズキくーん!出てきてー!出てこないと兄ちゃん帰るよ?」
ミ「…」
弟「もうママ銭湯の準備終ったみたいだけど、行かないの?」
ミ「…」
弟「じゃ兄ちゃんタバコ吸ってくるから、吸い終わっても出てこなかったら帰るからね」
ミ「…」
弟「ちょっと離れるね」
私「はーい、こうやっていつも都合が悪いとおトイレに逃げちゃうから困ってるんだよね」
弟「気分は立て籠もり犯と一緒だろうね、絶対出てこないぞ〜って。」
私「トイレの扉なんとかならないかなー。鍵をかけちゃうし、正直な話いらないんだよね。」
弟「出てきたら、ちょっとトイレの鍵をドライバーで外してみようか?」
私「外せるなら扉ごと外しちゃっていいよ」
弟「え…扉はマズイでしょ、あったほうが良いよ」
私「扉いらないよ?のれんみたいなカーテンで充分だから外しちゃって構わないよ。」
弟「鍵がないだけでもだいぶマシになると思うよ?」
私「ぇえー、そうかなぁ…」
弟「鍵を外して取手をなくせば外からしか開けられないし、立て籠もりできないでしょう?扉外すと今度ココを出るときに大変だと思うよ、一回やってみたら良いんじゃない?」
私「それもそうだね、じゃミズキ見てるわ」


話している最中も扉がほんのちょっとだけ開いたり閉ったりしてこちらの様子を見てる感じではあったけれど、出てこられないような感じでした。


私「ミズキさーん…ママだよ?怖くないからおいで?」
ミ「やだー」
私「なんで?ママも兄ちゃんも怒ってないよ?ミズキに学校で楽しい思いをたくさんしてほしいから、そのためのルールを教えたいと思ってるんだよ」
ミ「だって怒られちゃうもん!」
私「素直にすれば怒らないよ、意地張ってるから余計な事で怒られちゃうんだよ?」
ミ「だって学校の先生たくさん怒るもー😭」


話してると弟が帰ってきた
弟「ミズキくん出てきたの?こっち来て」
ミ「やだぁー😖」
弟「ヤダじゃない。ミズキくんこっち来て。」
ミ「ヤダー」
私「ミズくん、ママと一緒に行こうか」
ミ「やだぁー」
座り込んでしまった。
このままでは話できないので
多少強引に引っ張りあげて抱っこで部屋へ連れていく。


弟「おーい、ミズくん。甘えてたらダメ。大事な話。」
母にピッタリくっついてるのを弟が剥がし、しっかり立つように持ち上げて指導しているので側を離れる。


弟「ミズキくんお友達にバス乗るなってしちゃったの?」
ミ「うん…😒」
弟「ミズくんそれはいけないよ。『ごめんなさい』ちゃんとできるの?」
ミ「できるよ😒」
弟「そしたらごめんなさいの練習したほうがいいね」
ミ「えー…」
弟「そのお友達なんていうの?お名前は?」
ミ「…」
弟「名前言えないの?謝るときはその子の名前を言ってごめんなさいするんだよ?」
ミ「…言いたくない」
弟「ごめんなさいできるんじゃなかったの?」
ミ「…」
弟「ミズキくんが意地悪した子、男の子でしょう?女の子に話しかける勇気なんてなさそうだから」
ミ「…」
弟「なんとかくんごめんなさいって頭下げるんだよ?できないの?」
ミ「…」
弟「ミズキくんこっち見ようか…練習でできないのに本人の目の前で謝ることなんてできないよね?」
ミ「…」
弟「別に怒ってるわけじゃないよ、頭下げるだけなのになんでできないの?ただの練習だよ?」
私「けっこう意固地になっちゃってるよねぇ〜」
弟「ミズキくん、気持ち込めなくていいから一回だけやってみたら?」
私「頭下げることができないのは、ミズキくんほんと勿体ないよ~」
弟「大人になると頭下げないで済む人なんて、ほとんど居ないからねー」
ミ「ふぅーん😒…」
弟「兄ちゃん見本見せるね、こうやって頭下げて『なんとか君すみませんでしたー!』って言うんだよ、やってみ?」
ミ「コレで良いの?」
弟「お手手横だよ、もっかいやってみよう」
ミズキは反発しながら、なんとかお辞儀した。
弟「できるじゃん。別に挨拶と同じで気持ち込めなくても良いんだよ?相手に反省を伝えるだけなんだから、いくらごめんなさいと思ってても相手は心の中まで見えないんだから反省を見えるように表現しないといけないね。それがごめんなさいって頭を下げることなんだよ?」
私「ほんとそれ。大人なんて『シネこのやろう』とか思いながら謝る人なんて山程いるんだから(爆)」
弟「ミズキくんがいくら申し訳ないって気持ちがあって謝りたいなーって思ってても、それを表現しないと周りには解らない。反省してるんだか、また攻撃しようとしてまだ反感もってるんだか心の中までは解らないから。だから『ごめんなさい』の表現がいつでもできるように練習したほうがいいよ。」
私「これから、毎朝ごめんなさいの挨拶トレーニングするか」
弟「でもマジでやっといたほうがいいよ」
ミ「…」


そんな会話を母と弟でしたため、始終口を閉ざしたミズキくんは明日から挨拶の練習をすることになりました。


その後トイレの扉の鍵を外してもらい、お風呂屋さんへ行き、弟は帰っていきました。やれやれです…皆さんも1日お疲れ様でした。読んでくださり感謝です。