朝起きると、ご機嫌ナナメなミズキくん。
私「ミズキさん、おはよー」
ミ「んー😪」
まだ眠いようです。

私「眠いねー」
ミ「🥱」
私「あくびでたね、そろそろ起きようね」
ミ「やだ学校いきたくない😪」
私「いきたくないよね、とりあえず着替えよう？」
ミズキは布団にくるまってミノムシのようになってしまった。
私「ほら、お着替えだよ？」
ミ「やー」
私「やだよね、ミノムシみずくん」
ミ「ボク、ミノムシ違う〜😆」
私「脱皮のお時間ですよー？」
ミ「きゃー！はがれるー😂」
私「さむいねー！さっさと着ちゃお？」
ミ「しゃぶい、しゃぶい〜(寒い)」
私「おっ！お着替えできたねぇー！ごはん食べよ？😊」
ミ「今日ごはんいらなーい」
私「えーお腹すいちゃうよ？」
ミ「いいよー」
私「自己責任だよ？学校でお腹ペコペコになるよ？」
ミ「いいよー」
私「わかった、じゃあいいよ。それなら行こっか？」
ミ「うん！」

行きながら「お腹と背中がくっついちゃーうぞ？♪」と歌い、笑いながらバスへ向かう。
今日は7:23発の(学校にちょっと早めに着ける)バスギリギリだったので少し小走りすると、ミズキが不機嫌になった。
ミ「もーママいつも走る！😠」
私「ごめんね！バス出ちゃうと嫌だったからさ」
ミ「ふんっ！😠」
そっぽを向いてしまった。ミズキはバスに乗ると私から少し離れたところに独りで座ります。途中でミツキくん、ココロくんが同じになりました。
私「ミツキくんココロくん、おはよー」
ミツキくん(ツ)「おはよー。みーくんママだ。」
ココロくん(コ)「おはよー。ねぇみーくんママ？」
私「どうした？」
コ「任天堂って知ってる？」
私「うん、ゲームだよね？」
コ「スイッチで、マリオカートが面白いよ」
私「マリオカート懐かしいわぁー」
ツ「マリオカートさ、オレもうちにある！」
私「おお〜二人共ゲーム好きなんだねぇ！コース曲がるときは つい 体も一緒にナナメになるよねぇ〜(笑)」
ミズキが席を移動して隣にきた。楽しいところには吸い寄せられるよね。
ミ「ボクもスイッチあるよ！」
私「そうだね、お家にあるね」
コ「オレも50個くらいある！」
私「それはあり過ぎるっ(笑)」
ツ「オレも30個ある」
私「みんなカラダ１つなのに、どうやってそんなにたくさん操作するのよ〜？(笑)」

ひとしきり笑ったところでバス停に到着。二人は走って校門へ向かう。

ツ「オレいちばーん！！」
コ「あっずるいぞー」
私「ケンカしないよー😊」
ママの横について大人しくしていたミズキが口を開いた。
ミ「ママ〜」
私「どうしたの？」
ミ「お腹すいた」
私「今言ってもごはん食べれないよね？」
ミ「うん」
私「明日からごはん食べようね？」
ミ「はぁい…」
私「今日はお腹と背中がくっついちゃうけど、ごはんないからね？お昼ごはんたくさん食べてね」
ミ「…ん。」

学校へ入る時間までロビーで待ちます。
他の子供もたくさんいてロビーは賑やかでゴチャゴチャしています。
先頭の方ではじゃんけんが繰り広げられているようだ。
「オレお先、いちばーん」
「オレ２番！」
「おれも2番！」
「じゃんけんできめよ？」
「いいよー」
「じゃんけんポン！」
負け「うぉおー！まけたぁあー！(頭を抱えている)」
勝ち「じゃ、お先」
負け「はい、どうぞー」

そのやり取りを眺めつつ…ミズキは先頭組(5人くらい)の後ろで、私と一緒に並びました。
ミ「ママー」
私「なに？」
ミ「マイクラでさー青いTNTと赤いのどっちが強いと思う？」
私「えー知らない。教えてー」
ミ「え？青だよ」
私「へぇーよく知ってるねぇー」
ミ「だって赤はね9個くらい消えるけと青はもっと消えるんだよ」
ミズキが興奮して話を始めると、男の子がひとりやってきました。
「マイクラしってるの？」
ミ「うん！大好きだよ」
「ボクも好き」
ミ「一緒！！」
「一緒だぁ」
ミ「この世界が、マイクラの世界だったらいいのに」

ようやくロビーも開門して教室へ向かいます。